2006/03/30 地元を無視した米軍F15戦闘機訓練の航空自衛隊千歳基地移転問題!

◆地元を無視した抜き打ち通告に怒り!
札幌防衛施設局が、3月21日、日米両政府において、米軍嘉手納基地のF15戦闘機訓練を、航空自衛隊千歳基地に分散移転する基本合意が、すでに内定していることを、地元の千歳市、苫小牧市と道に説明したニュースは、多くの道民に驚きと怒りの衝撃が走った。
◆知事は、この移転問題のシナリオに参画していなかったのか疑問だ!
これまで、我々の道議会質疑で、知事は、何ら具体的な内容が、防衛施設局から示されていないので、詳細はわからないと答弁してきた。
しかし、今回の通告が、3月12日の日米協議で、すでに基本合意していたにもかかわらず、10日も過ぎて、知事不在の休日の地元説明であり、千歳、苫小牧両市においては、理不尽な対応に対する不満が噴出したのはもちろんであるが、道においても、副知事が、具体的な訓練規模が示されておらず、対応できる状況にないと不快感をあらわにした。しかし、前外務大臣と親しい高橋知事が、日米地位協定を盾にした今回の自衛隊千歳基地への移転シナリオを、事前に聞かされていなかったのか、疑問が湧いてくる。
◆国防政策は地方の声や住民の意向は、問題ではないという不遜な態度は許せない!
これが、小泉内閣・自民党政権のやり口だとしても、日米地位協定を盾に、国防に関する外交交渉に関して、地元の意見も、意向をまったく無視する今回の通告は、到底受け入れられるものではない。
自民党の前外務大臣の選挙区にある航空自衛隊千歳基地において、日米安保条約の地位協定を盾にして、日本の安全保障という錦の御旗を押し立てて、米軍F15戦闘機訓練の航空自衛隊千歳基地移転が強行されようとしているのは、「日米安保」の枠内で、地方の意見、地元の意向がどうであれ、これらを無視出来るように、矢臼別の実弾射撃訓練受け入れの煩雑さを教訓にして、関係機関、関係者間で、用意周到に準備された感がある。
◆民主党の基本的な態度を、大会決議で明確にする!
こんな手法、手続きがまかり通るようなF15戦闘機訓練の航空自衛隊千歳基地移転は、絶対容認できない。
民主党北海道第5区総支部は、以下の決議に基づき、白紙撤回を求める事にした。
息の長いたたかいになるかも知れない。
地域住民の安全、安心を確保し、その環境を守るための地元意向・意見が尊重される必要な闘いであり、その先頭に民主党が立たなければならない。

◇◇◇ ―F15戦闘機訓練千歳基地移転に反対する決議― ◇◇◇
3月21日、札幌防衛庁施設局長から北海道、千歳市及び苫小牧市に対して、F15戦闘機訓練を航空自衛隊千歳基地に移転することについての説明があった。
この件は、昨年10月27日、道及び関係市に千歳基地が候補地のひとつになっているとの説明があった際、道及び関係市は「受け入れがたい」ことを表明し、防衛庁も今後「地元に十分な説明を行い日米協議に取り組む」旨、回答してきたものである。
しかし、その後の具体的な協議の内容が全く明らかにしてこなかったばかりか、地元の意向を何ら聞くことなく一方的に移転を強行しようとするやり方は、到底受け入れることが出来ない。
そもそも、在日米軍再編の問題は、沖縄に日本国内の米軍専用施設の75%が集中し、米兵による暴行や傷害、放火事件、大型ヘリコプターやハリアー機の墜落・炎上、戦闘機からの照明弾や防風ガラス落下など、132万沖縄県民の生活が常に危険にさらされているという異常な状態を解決することであり、その根本的な解決は、米軍基地の整理・縮小を確実にすすめ、在日米軍基地を米国に移転・撤収させること以外にはありえない。
現在すでに北海道では、米海兵隊の実弾訓練も行われ、再三の中止要請にもかかわらず、夜間訓練が強行されるなど事前の約束が全く守られていない現状からも、今回の移転は到底容認できない。断固反対し、ここに強く白紙撤回を求めるものである。

2006年3月26日
民主党北海道第五区総支部2006年度定期大会
沢岡信広のプログアドレスは、http://blogs.yahoo.co.jp/copan3745 です。
一度、訪問して見てください。