10月12日(水)から10月20日(木)まで、日米友好促進北海道議会議員連盟(神戸典臣会長、沢岡信広副会長)米国訪問団の一員として渡米した。
この訪問団は、自民党13人、民主党2名の超党派15人で、マサチューセッツ州ボストン、ニューヨーク、ワシントンDCの3都市の訪問視察です。
◆マサチューセッツ州と道の姉妹交流15周年記念式典
最初の訪問地ボストンは、マサチューセッツ州と道の姉妹交流15周年記念式典への出席が目的で、副知事、道議会議長、日米議連関係者も加わり、州議会への表敬訪問、州知事、州副知事、州議会下院関係者への表敬挨拶、上下両院の議場見学、そして、姉妹交流15周年記念式典・レラプションに出席し、多くの関係者と懇談、友好を深めた。
また、ボストンで活躍している日系バイオ産業関係者とのビジネス会議にも参加し、米国のバイオ産業の現状について、説明を聞き、意見交換を行った。
  
(写真左:州知事や副知事との記念写真、写真中:姉妹交流15周年記念式典、写真右:日系バイオ産業関係者とのビジネス会議)
●北広島市からマサチューセッツ州と北海道の交流
マサチューセッツ州と北海道の交流は、明治時代初頭の北海道開拓期に、ケプロン開拓使顧問、クラーク札幌農学校初代教頭(元マサチューセッツ州立農科大学長)など、マサチューセッツ州から多くの専門家を招き、北海道発展の基礎を作ったことに代表されている。
表敬訪問や諸行事のスピーチで、双方の代表者挨拶に必ず引用される「アイリアム・クラーク」の「少年よ、大志を抱け!」の精神を「市民憲章」に掲げている北広島市にとっては、極めて身近な存在です。アメリカ・マサチューセッツ州のケプロンやクラークに代表される先人達の北海道の発展に貢献した功績と両国の交流の歴史を、北広島市の子ども達、若者にも、十分学んでもらうために、マサチューセッツ州内の市と姉妹都市を結んでいる道内の市町村と同様に、日米の新しい交流の芽を育てる機会を、積極的に作っていく必要性を感じた。
◆ニューヨーク北海道ふるさと会、ワシントン道産子会の皆さんと交流会
ニューヨークでは、ビジネスなどで活躍している道内ゆかりの人達と懇談し、今後の日米友好のあり方などに関して、相互に意見交換を行った。
北海道からは、副知事、道議会議長、道庁関係者、日米議連関係者、札幌商工会議所関係者、サッポロ・ビズカフェの関係者が出席し、「ニューヨーク北海道ふるさと会」、「ワシントン道産子会」、「日米友好協会」の代表者、一般会員が多数参加して、ニューヨークやワシントンでの仕事や生活の様子、ふるさとの思い出などを語り、和やかな意見交換会となった。
今回の訪米に際して、道庁、道議会、道内経済界の関係者が、北海道出身者で作る「ふるさと会」、「道産子会」、「日米友好協会」の関係者との懇談日程を組み入れてくれた事に対して、出席者から謝辞が述べられ、次回も、開催してほしいと要望を受けた。

(写真:「ニューヨーク北海道ふるさと会」、「ワシントン道産子会」、「日米友好協会」の代表者の挨拶風景)
●金属探知器におびえて移動するアメリカ旅行
アメリカ国内は、2001.9.11同時多発テロ以降、空港での身体検査、荷物検査は厳戒を極め、私達を悩ませた。
靴を脱ぎ、ベルトをはずし、上着を脱いで、金属探知器を通らないと、小さな金属片にも反応するのか、警告音は鳴るし、抜き打ちで身体検査を行うなど、空港は、ピリピリして飛行機に搭乗することが頻繁でした。
当然、政府や国連の建物、アメリカの象徴的な建物(エンパイヤー・ステートビル)や建造物(自由の女神)、フェリー乗船でも、警備員にパスポートを提示し、入口の金属探知器を通り、ボデーチェックを受けるなど、アメリカ国内の過剰なテロ対策には驚かされた。
私達「日米議連」の一行は、9.11同時多発テロの標的になったニューヨーク世界貿易センタービル跡地(グランド・ゼロ)を訪れ、「日米友好促進北海道議会議員連盟」の花輪を捧げ、全員で献花して、約3000人の犠牲者の冥福を祈った。

(写真:ニューヨーク世界貿易センタービル跡地(グランド・ゼロ)にて花輪を捧げ、全員で献花した記念写真)
◆政治の中心地ワシントンDC。行政の仕組み、公共事業のあり方を視察
ワシントンDCでは、連邦政府、州政府との関係など、ワシントンDCの行政の仕組み、北海道が推進していく道州制の仕組み作りの参考に、コロンビヤ特別区公共事業局を訪問し、公共事業局の事業内容、権限の範囲、現状の課題など、北海道の例を引きながら、今後の北海道の公共事業のあり方や道州制推進の方向を探る参考にするため、関係者と熱心な質疑が交わされた。
コロンビヤ特別区は、どこの州にも属さず、また州でもなく市町村でもない特異な存在で、その統治は連邦議会に委ねられている。

(写真左:コロンビヤ特別区公共事業局で挨拶する神戸会長、写真右:コロンビヤ特別区公共事業局の幹部職員と記念写真)
◆ワシントンは桜の名所
首都ワシントンのポトマック河畔の桜並木は、アメリカ名所の一つになっている。毎年3月末から4月のはじめにかけて、シーズンには、盛大に「桜まつり」が開催され、全米から大勢の観光客が訪れ、パレードやその年の「桜の女王」が選ばれるという。
道議会にも、「桜の会」という議員連盟があることから、日本から運ばれた桜の原木が保存されているポトマック河畔の現地を訪れた。河畔一帯を桜の花が埋め尽くすシーズンのワシントンの賑わいは、大変なもので、街をあげて、行政も、企業も、市民も、この「桜まつり」のイベントを支えているとのこと。
当然、ワシントン在住の日本人の活躍は大変なもので、その中心を、「ワシントン道産子会」の皆さんが、他の県人会の皆さんをリードして、ワシントンの「桜まつり」を盛り上げているという話しを聞いた。アメリカの市民生活にとけ込もうとしている関係者の努力に大変感動した。

(写真左:独立記念塔前での記念写真、写真中:桜の原木記念碑前のスナップ、写真右:連邦国会議事堂前で記念写真)
むすび
今回の訪米は、駆け足の日程になったが、訪問先での視察や関係者との懇談会は、たいへん有意義なものばかり、私達「日米友好促進北海道議会議員連盟」の視察・訪問に、北海道新聞ワシントン支局の記者が、取材で同行し、ボストン、ニューヨーク、ワシントンの訪問先、交流会、視察の様子について、翌日の北海道新聞の朝刊紙面に報道されていた。昨今とかく批判の対象になる議員の「海外視察」ではなかった事をご理解いただけると思う。

(写真左:マサチューセッツ州議会の壁画の写真、 写真右:マサチューセッツ州議会正面玄関ホール前で記念写真)

(写真:マサチューセッツ州と道の姉妹交流15周年記念式典・レラプションの記念写真)

(写真左:連邦国会議事堂前のスナップ、写真右: ポトマック河畔、桜の木に囲まれたスナップ)
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