2005/05/27

不完全燃焼に終わった道監査委員の確認監査結果!

 道警裏金問題に関して、道警の特別調査及び知事に報告した特別監査の結果に基づき道警が実施した補足調査の結果に関する平成10年度から15年度までの捜査用報償費、旅費、食料費及び交際費の予算執行事務の適否を検証した確認監査の報告が、5月27日、知事及び議会に対して行われた。

 午後3時30分から我が会派は、民主党・道民連合議員会として、高橋はるみ知事に対し早計な返還額の確定を行わず、知事自身の手で、今回の問題の真相を調査すること、原田宏二氏や斎藤邦雄氏から直接事情などを聞く行動を起こす事を求めたが、極めて消極的な反応しか示さなかった。

 今回の報告で、道監査委員は、確認監査で積み上げた北海道の損害額を4費目で約2億4千万円と認定し、道警の内部調査結果よりも追加返還額は約3,770万円の増と報告したが、本来返還対象に組み入れるべきである裏付けのない灰色の支出を、道警の関連資料による説明をそのまま受け入れて、心証だけで、道への損害額から除算するなと、不完全な監査結果になってしまった。

 道議会での代表監査委員の一連の答弁から見れば、極めて不満な監査結果である。今回の確認監査では「私的流用」に繋がるものは確認されなかった。 しかし、旅費において、会計担当者が旅行者個人毎の封筒に入れた日額旅費を受領代理人に交付し、受領代理人はそのまま各旅行者に封筒を渡したが、旅行者から受領すべき日額旅費の一部しか受領していない説明が監査委員にあった。

 

 

 これはいわゆる「ピンはね」であり、その「ピンはね」されたものが一体何に使われたのか。私的流用の疑念は、依然として払われていないのである。


 同日、午後6時から、北広島市の駅前にある「ウェディングプラザ入舟(北広島市北進町1丁目2-4)」において、市川守弘弁護士と共に、『道民の会』主催の石狩地域集会に参加して、この間の一連の経過や今後の課題について、30分ほど講演した。

 道警裏金問題の全容解明にほど遠い今回の確認監査結果に対して、6月14日から開会される第2回定例道議会が正念場である。